社会学

<自分>との出会い

「鏡像段階」とは、フランスの精神分析家ジャック・ラカンによる、幼児の発達段階の一時期をさす言葉だ。 ヒトは他者の保護に全依存せざるを得ない未熟な状態で生まれる(生理的早産)。 24時間他者の世話を必要とし、「子宮外胎児」と呼ばれる母子不分離の状…

<母性本能>という神話

近代以前、「愛情を持って母親に育てられた」子は稀だった。 18世紀、パリで1年に21,000人の子供が生まれた。そのうち、母親の手で育てられるのは、たったの1,000人だった。 住み込みの乳母に育てられる子供が1,000人、残りの19,000人近くが里子に出された。…